そのうちの1つが、社会保険関係の手続きになります。大きく分けると、
労働保険(労災保険、雇用保険)
社会保険(健康保険、厚生年金保険)
になりますね。一昨日、労働保険の手続きが終わりました。先日イーガブ e-Govでやろうとして断念しましたが(社会保険関係の電子申請)、そのためにお役所回りすることになった、ということになります。
同じ日に社会保険の手続きも終わらせてしまおうと思ったのですが、あまりに時間がかかりすぎて残念ながら同じ日に手続きするのは断念することになってしまいました。
まず最初は、
労働基準監督署
に行きます。横浜市旭区の管轄は横浜西労働基準監督署となり、JR大船駅近くにあります(なんでそんなに遠い?)。2階に上がって、係の人に声をかけます。小さな部署で人も少ないんですね。電話で労災にあった方とお話ししているような声が聞こえます。
そこで労働保険の会社成り手続きです。個人事業のときに保険関係成立届は出して加入していたし従業員も変更なしなので、今回は「労働保険 名称、所在地等変更届」を出せばよいとのことです。
・労働保険 名称、所在地等変更届 → 労働保険番号、会社名、所在地、変更理由(法人設立とか)などを書くだけ
・代表者印
・商業登記簿謄本(履歴事項全部証明書)を見せる(コピー取ったら返してくれる)
で終了でした。労働保険、ということで雇用保険の手続きも終わりかと思いきや、次に雇用保険の手続きも必要です。なので、
ハローワーク
に行きます。横浜市旭区の管轄はハローワーク横浜で、関内(馬車道)にあります。3階の雇用保険適用課に行き、窓口の人に聞いてみます。以前個人事業で手続きしたときは大混雑していたのですが、今回はほとんど誰もいません。なぜ?
・雇用保険事業主事業所各種変更届(だったかな? 複写をもらってないのでうろ覚え)
・代表者印
・商業登記簿謄本(履歴事項全部証明書)を見せる(コピー取ったら返してくれる)
・前回もらっていたプラスチックケース入り書類(雇用保険 適用事業所設置届 事業主控)を渡す
これで、プラスチックケースの中身が「雇用保険 事業主事業所各種変更届 事業主控」に変わって返ってきます。
今回妻を青色専従者から扶養の範囲内の従業員に変更したのですが、妻を加入させる必要があるのかどうかを聞いてみました。事業主と同居の親族は原則として加入はしない、他の従業員と同じようにフルタイム働いているなら別だが、ということで、これまた手続きなしとなりました。
ここまで手続きは簡単でした。従業員台帳、出勤簿、賃金台帳、従業員履歴書など、いろいろ書類を作って持っていったのに、全く必要ありませんでした。ですが、場所が離れているために、ここまで終了して既に昼過ぎです。もうお昼を食べなければなりません。なんて効率が悪いんでしょう!
年金事務所
次に行くのが年金事務所ですが、横浜市旭区の管轄は横浜西年金事務所で、JR東戸塚駅近くにあります。これまた遠い、そこも行っていたら終わるのが夕方になってしまい、結局一日がかりになります。社会保険の加入は急ぐ必要ないし、また今度、ということにしました。
ついでにハローワークで求人?
せっかくハローワークに行くのだから、求人票を出してこよう、いい人が応募してきてくれたら即採用だ、などと考えていました。ハローワーク横浜の求人窓口は隣のビルにあります。そちらのフロアに行ってみると、かなり広いフロアに誰もいません。がらがらでした。
見回すと、まず事業所登録シートを書け、とあるので、近くの筆記コーナーで書き始めました。
・事業所名・所在地・最寄り駅・所在地の地図
(うーん、所在地で働いてもらうわけではないから、あまり意味はないけど仕方がない、書くか...)
・加入保険 雇用、労災、健康、厚生、財形
(うーん、やっぱり社会保険加入してきてからでないとだめかな...)
・企業年金、退職金制度、退職金共済、定年制、再雇用、勤務延長、労働組合、育児休業取得実績、介護休業取得実績、住宅施設の有無
(なんじゃ、こりゃ! ひとつもチェックできないじゃないか! こりゃ、うちのような極小会社は求人しても無駄ということ?...)
ということで、事業所登録さえできずにすごすごとフロアを出てまいりました
いい就職先を見つける立場だったらわからなくはないけど、自分の力が発揮できる仕事があって給料がそこそこもらえたらいいんじゃないだろうか? 少なくとも社会保険には加入して、他のチェックは全く入れられないけどダメ元で求人票を出しに来てみようかなぁ...