Open PNEは、株式会社手嶋屋さんが開発しているmixiライクなソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で、オープンソースとなっています。
インストールして使ってみなければわからないことが多いので、自分のサイトに入れてみました。サーバはXREA.COM、Open PNE v2.6.6.2本体はpublic_htmlの外に出して、/virtual/ユーザ名/ に置きました。
とりあえず試用なので、メール関係の設定は放っておいて、先に進みます。特に何も苦労することなく動きました。他の方への招待も送れたようですが、未確認。
ほんとにmixiそっくりですね。mixiにある機能はほとんど持っている様子。逆にmixiにない機能は持っていない様子。こんなに似ていて、著作権(?)とか大丈夫なんだろうか。と、心配になるほどですね。
mixiのようなコミュニティを作ってみたいお客様にはお薦めできますが、いるだろうか...
CNET Japan 森祐治さんのコラムによると、日本のSNSは人と人との「つながり」重視なのだそうです。mixiやモバゲータウンは、
日本でのSNSの利用が基本的に「中毒化」しやすく、利用状況が濃くなれば濃くなるほどにそのSNSへのコミットが求められ、間断なきアクセスとテキストや写真といったインプットをせざるをえなくなる、もしくはなりがちだという可能性を示している。だそうで、mixiのマイミクが未だに6人しかいない私にも、何となくわかります。つながり重視のコミュニティは、私にはあまり合わないようです。
これに対して、韓国やアメリカのSNSは「自己情報発信」型だそうです。なるほど。
という感じのmixiライクSNSであるOpen PNEも、つながり重視のSNSになりますね。企業がそういったコミュニティを持つとしたら、どんな使い方になるかな? 顧客を囲い込んで密な関係を保つコミュニティ? 社員同士のコミュニケーションの道具である社内SNSやグループウェアの代替?
まずは、そのあたりでの提案活動から始めてみましょう。