2005年05月30日

ミニメルマガ 2005年5月30日 第7号

退職した会社の方々向けミニメルマガ第7号です。
先週末は、1990年に結婚してから15周年の結婚記念日でした。今年も家族そろってパーティーをすることができました。毎年欠かさずやってきたので、結婚式のロウソクは、今年「15」の文字が消えました。だいぶ短くなってきましたね。

#ホントは「14」まで消すはずだったのに、娘のロウソク遊びを放っておいたら2つ消えてしまいました(^_^;)

結婚式のロウソク、まだ燃やしている家庭はどれくらいあるんでしょうね。

━━━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】 近況報告 ◇ 1月から取り組んだこと:戸建て地域でのポスティング結果

【2】 ちょっとしたノウハウ ◇ KDDIの光プラス その3

【3】 起業について(6)

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■  近況報告  ◇ 1月から取り組んだこと:戸建て地域でのポスティング結果

1月末から2月にかけて、戸建てや小さいアパートが多い地域でチラシを配りました。時間的には2月の20日過ぎまで約3週間、部数でいうと、

最初の「サービス内容アナウンス・チラシ」1600部

新たに作った「半額+出張費無料のキャンペーンチラシ」1600部

最後に「無料モニタ募集のチラシ」400部

合計 3600部ぐらいですね。すべて重複しない別の地域に配りました。

1月の団地ポスティングは楽でした。あっという間に1000部配ることができました。しかし、戸建て地域は辛かった!

  • 配っていると入り組んだ道がわからなくなって、配り忘れや重複配布の危険がある

  • 犬には吠えられる

  • ポストの場所がわからない家がある

  • 庭の奥深くまで入っていかなければならない豪邸もある

  • ホントに住んでるの?というような壊れかけたアパートもある

  • 横浜はホントに坂と階段ばかり、特にポストが階段の上だといやになる

配りにくい地域だと、1時間に一人で配れるのが100〜150部程度だったりします。なるほど、マンションのポストがチラシであふれて、うちのような戸建てにはほとんどチラシが入ってこない理由が実感できました。

運動にもなるからと妻と2人で配ったのですが、何日もかかりました。

見知らぬ人にかける言葉とは思えないひどい言葉で怒鳴られた、というポスティング屋さんの話も聞きますし(幸い私も妻も言われませんでしたが)、ポスティング業者がパートさんに支払うポスティング代 1枚数円っていうのは、まったく割に合わない仕事だと感じました。

戸建てなどで、郵便などが配りやすく配慮してある家とそうでない家があります。配りやすい配慮は、ポスティングだけでなく郵便配達や宅配便にとって、とても大切だと感じました。

  • 明るく開放的な門である

  • 門のすぐ横にわかりやすく大きなポストがある

  • ポストの近くに住人の名前が書いてある

  • 階段のある家は、階段の下にポストがある

  • ポスト口はA4が楽に入る大きさである

  • 「配達ごくろうさま」とか「ありがとう」とかのシールを貼っている

  • たまたま住人と出会った場合、ご苦労様です、と笑顔を返してくれる

などの家は、配っていてこちらも「いい家だなぁ」と笑顔になります。そんな家は、たいてい玄関先もきれいに片づいていて、花で飾ってあったりもするんですね。うちもきれいにしなきゃ、と思いながら配りました。



と、これだけ苦労したポスティングなのですが、結果はというと、団地の配布も合わせて合計4600部程度を配って、問い合わせの電話が1件あっただけでした。1/4600 = 0.02% の反応率! いやー、徹底的に失敗しなさい!ということですね(^_^;)

もう一度やり直しです。戦略を変えなければなりません。

ポスティングについては、『儲けるポスティング 損するポスティング』という本を私のブログを読んだ方から紹介されて買って勉強しましたが、ポスティングをする前に戦略の立て直しが必要です。

2月にはさらに落ち込む出来事が続くのですが、続きは次号ということで。

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■  ちょっとしたノウハウ  ◇ KDDIの光プラス その3

5月6日、お客様宅におじゃましてKDDI工事に立ち会いました。

先週書きましたように、

   KDDI工事:宅内の光ファイバーとDSU接続まで
   NTT工事 :家の外壁(保安器あたり)からNTT局内までの光ファイバー

という分担なので、KDDIは宅内の工事担当となります。

私の自宅でBフレッツのNTT東日本工事をしてもらった経験から、光ファイバーはエアコンの穴から入れて壁をはわせることになるのだろう、と予想していました。

それに対し、お客様は2階の書斎に光ファイバーを引き込みたいとのご希望でした。私からDSUや無線LANルータなど多くの機材を置くことになると説明したため、今FAX機を置いている1階リビングではなく、物置的に使っている書斎がよいとの理由でした。

しかし、お客様の家は坂の上で風通しがよく、2階にはエアコンがないのでした。無理矢理光ファイバーを2階に入れるためには壁に穴を開けなければなりません。なお、電話線は各部屋に配線されていて、書斎にも2台目の電話機が置いてあります。

さあ、どのように光ファイバーを配線するのか、ちょっと見ものかな、と思いつつお客様とともにKDDIを待ちました。



予約時間より少し早くKDDIの作業員が2人来ました。さっそく、宅内電話配線の調査から入りました。そのときは、光プラス電話のために一応調べておく程度なのかな?と思って見ていたのですが、目的は違っていました。

電話配線を調べていたのは、光ファイバーを電話線の配管に通すためでした。そんなことができるの?と思っていたら、取り出したのは堅い針金を数本束ねたような長いワイヤーケーブルです。

1) ワイヤーケーブルを2階和室のローゼットから外壁の電話配線口まで通し、それに光ファイバーを付けて外壁から2階和室ローゼットまで光ファイバーを通します。その際、20mぐらい余計に出しておきます。

2) 次に1階リビングのローゼットから先ほどの2階和室ローゼットまで同様にワイヤーケーブルを入れ、それを使って2階和室ローゼットから1階リビングのローゼットまで光ファイバーを通します。

3) 最後に、同様のやり方で、1階リビングのローゼットから2階書斎のローゼットまで光ファイバーを通して配線は終了します。

電話線の配管に従って、外壁→2階和室→1階リビング→2階書斎 と少し遠回りをして光ファイバーが配線されました。壁には全く傷を付けず、さすがプロ!という手際の良さでした。

光ファイバーは、NTT東日本のものと種類が違っているようで、2芯のファイバー+太いワイヤーが入っているタイプでした。結構きつく曲げたり力一杯引っ張ったりしていて、「そんなに引っ張って大丈夫なんですか?」などと余計なことを聞いてしまいました。もちろん作業員の方の回答は「中にワイヤーが入っていて丈夫なんですよ」とのことでした。

最後に書斎に三菱電機製と思われるDSUを付けて、説明時間も含めて1時間ぐらいで終了しました。あとで外壁を見ると、アナログ電話の保安器横にクリーム色の新しい箱がついていました。



工事は「さすが!」と思ったのですが、光プラス電話についての説明は逆に唖然とする内容でした。

一週間後のNTT工事で、インターネットが開通することはわかりました。しかし、IP電話の開通がいつになるのかわからない、というのです。

お客様の契約では、既存のアナログ電話番号をIP電話に引き継ぐことになっています。そのため、NTT局内の電話に関する工事が必要です。それがいつになるのかKDDIにはわからないそうなのです。インターネット開通から通常1〜3週間の間にNTTで工事があるので、そのときにお客様が電話を切り替えてくれとの説明でした。

結局、お客様の方で、後から届くはずのホームゲートウェイを監視しなければならないことになってしまいました。ホームゲートウェイのIP電話状態を示すLEDを監視し、もしそれが緑色に光ったらIP電話が使える状態になり、同時にアナログ電話が使えなくなった印だということなのです。

その状態になったら、お客様がアナログ電話線の宅内側を自分でチョキンと切断し、ホームゲートウェイの電話端子に宅内配線を接続するケーブルのモジュラーを差し込む、ということをしなければならないのでした。

もし宅内電話線をアナログ電話線からホームゲートウェイに切り替えなければ、電話はずっとビジートーン状態でかけることも受けることもできないのです。もし間違って電話線を切らずにホームゲートウェイにつないでしまっても、きちんと動かないでしょう。モジュラーのつなぎ方を間違ってしまっても電話が通じない状態となるでしょう。

お客様はKDDIとNTTにはさまれて、不便を強いられることになりました。正しい姿ではないですよね。どうしてもっとお客様のことを考慮したやり方にできないのか...

今のところ、NTTの工事が終わってから約半月経ちましたが、まだIP電話は開通していないようです。

次回はNTT工事の話を書きます。

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■  起業について(6)

  (1) 現状認識、時代認識
  (2) 子育て
  (3) 自分がなりたい姿

前々回(2)まで説明しました。今回は(3)の自分について、という難しいテーマです。

たぶん、人によっては私の考えに反発される方もいるのではないかと思います。まあ、これはあくまで私個人の考え方ですので、さらっと読み流していただければと思います。

(3) 自分がなりたい姿

最初に3つの項目を上げましたが、今日はそのうちの1つを説明します。

○ 好きなことをやる自由を得たい、幸せな小金持ちになりたい。

まず、(1) の「会社での自分の位置付け」や「もうサラリーマンがもっとも楽で幸せである時代は終わった」ということにも関係するのですが、ここ数年、会社の中で自分の好きな仕事をやり続けるのは、どんどん難しい状況になってきていると感じていました。自分のやりたい事業分野、やりたい仕事(職種)という両面ともです。

この状況で、モチベーションをあげて生き生きと働くことができるのはどんな人でしょうか? どんな状況でも実力を発揮できるスーパーマン? たくさんの人を引っ張って事業運営するのが得意なマネージャ? 自分の持つ専門技術が希有で引っ張りだこの人? それとも、いつも自身をうまく新しい状況に順応させるのが得意な、心も体も柔軟な人?

特に私の年代は難しいところに来ているのだと思います。私に限らず、人によっては今後の人生を選択する分かれ道に来ているはずです。

ちなみに私は、ものを作ることが好きです。ハードだろうがソフトだろうが自分で全部設計し、そしてその製品をたくさんの人に使ってもらって喜んでいただけるような仕事ができたら幸せです。

しかし、この世の中一人でできることなどたかがしれているし、この大企業でそれなりの給料をもらうつもりなら、一人でみんなできるくらいの小さな市場小さな商品を扱うことはできません。大きな事業に貢献できるマネージャになるか、尖った専門技術を磨き続け、かつ時代に合わせてそれを柔軟に変えていける人材にならなければなりません。うーん、楽しくない...

つまり、私にとって、会社は自己実現の場所として最適な場所ではなくなってしまったということですね。このまま会社にしがみついていけば、そこそこの生活はできるでしょう。でも、生活のためにおもしろくない仕事をこなしていくだけの毎日になってしまいそうでした。

自分の好きなことをして自分の本当の実力を発揮するにはどうすればいいのか! 好きなことも得意なことも会社や時代に合うように変える? 気持ちの持ち方を変える? うーん、何年かがんばって見たけど難しい... 他の方からどう見えていたかわかりませんが、7〜8年ぐらい前から悩んでいたのでした。



そんなことで何となく悩んでいる状態にさえ慣れてきてしまった頃、本田健さんを知りました。
http://www.aiueoffice.com/

最初に、『大好きなことをしてお金持ちになる...幸せな小金持ちシリーズ』を読んでから、本田健さんの無料小冊子を申し込み、続けて次の本を読み、
ユダヤ人大富豪の教え
スイス人銀行家の教え

さらに、1年間の通信コースにも申し込んでしまいました。

ところで、久しぶりにアマゾンの書評を見に行ったら、批判的なレビューであふれていますね。ちょっとビックリしました。逆に★5つ付けてほめている人もいます。中間的な感想を書いている人は少なくて、両極端です。読んだ人の考え方次第で感想はガラッと変わるのですね。

まあ、それはどうでもいいのです。少なくとも私は『金持ち父さん』を読んだとき以上に、本田健さんの本に影響を受けました。たぶん、このような考え方を素直に受け取れる状態になっていたのでしょう。

大人になる過程で、当然のようにあきらめてきたこと、手放してしまった夢... それがたくさんあったことに気づきました。そして、現在の自分の状況を顧みて、もっと自分には世の中に貢献する力があるはずだ、この程度で終わる自分ではない、老後の心配などせずにもっと人生を楽しむ道があるはずだ、と元気になることができました。

こちらに、本田健さんの「幸せな小金持ち」という生き方の定義があります。一番わかりやすいお金のことでいうと、1億以上の資産を持ち、大好きなことをやって3000万円以上の年収があること。

実際にそのような生き方をしている人がたくさんいるのですね。大企業のサラリーマンや自営業の世界しか知らなかったら、何をバカなことを! 夢のようなことを考えてるんじゃない!と自分にブレーキをかけてしまうでしょう。



私はそのような生き方を目指したいと思いました。自分には実現できると考えました。このような世界があることを知っている人、その世界を信じられる人は、そちらの世界の住人になれるでしょうし、夢物語だと思っている人はそのままの人生を歩むのだと思っています。



次の2つは、次回以降に説明します。

○もっと自分の実力を発揮して、社会に貢献したい。
○人生は未完に終わるがよし。終身現役をめざしたい。

□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■  あとがき

かなり長くなりましたが、ここまで読んでいただきまして、ありがとうございます。

少しはお役に立てる内容だったでしょうか? ご意見などいただければうれしく思います。これからも、継続しておつきあいさせていただければと思います。よろしくお願いいたします。

ラベル:起業 日記
posted by 急いでジャンプ at 20:21| Comment(0) | TrackBack(2) | 起業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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