2015年09月09日

AirMac Extreme 802.11acとチャネル選択、そしてAirMac Express 802.11nでのワイヤレスネットワーク拡張

2ヵ月ほど前、AirMac Extreme 802.11n (第4世代)、2世代くらい前の背の低いタイプ、が体感的に急に遅くなったうえに数日に一度くらい接続が切れる事象が発生。4年くらい使って故障しかけているのか、あるいは近所の電波事情が変わったのかもしれないと設置場所を変えてみたり設定をいじってみたりしたのですが、ちっともよくなりません。そこで、そろそろ替え時だろうということで、最新機種AirMac Extreme 802.11acに買い換えました。

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新しいAirMac Extreme 802.11acは、最大1.3Gbpsの802.11ac対応、さらにビームフォーミングアンテナアレイとかいう技術も採用、これは旧AirMac Extreme 802.11nに比べて劇的に速くなるに違いない、とワクワクしながら注文。数日で届きました。

交換作業は非常に簡単、電源をつなぐと、MacのAirMacユーティリティに新しいAirMac Extreme 802.11acが検出されるので、旧機種と入れ替え、という感じのボタンをポチッとするだけ。その後、LANケーブルを差し替えて物理的に入れ替えれば完了。あまりに簡単だったので、手順は不正確かもしれませんが、ほとんど手間はかからずに完了しました。

AirMacユーティリティから見ると、既に設置してあったAirMac Express 802.11nによるワイヤレスネットワーク拡張もそのまま動作している様子。うちは木造2階建てで、フレッツ光の終端装置がある1FリビングにAirPort Extremeを設置、1Fと2F仕事部屋はそれに接続、2Fの奥の電波が届きにくい部屋用にAirMac Expressを置いてワイヤレスネットワーク拡張、という構成にしてあります。

さっそく2F仕事部屋のiMacなどで接続してみました。1Fでも2Fでも、なぜか最初は2.4GHzの方に接続されてしまいます。手動で5GHzの方に接続し直しインターネットなど見てみました。ちゃんと測定したわけではありませんが、体感的には全く変化ありません。電波の状態はどうだろうと、WiFi Explorer(入手はこちらから)で確かめてみます。すると、こんな感じで、

2015年9月9日のチャネル使用状況
wifiexplorer20150909.png

  • 5GHzはW52(36 40 44 48ch)しか使っていない、手動で選択しようとしても36 40 44 48chしか選べない
  • 2.4GHz、5GHzとも元電波と拡張電波が同じチャネルを使用している(干渉している)

と残念な結果です。期待していたのは、W53(52 56 60 64ch)やW56(100 104 108 112 116 120 124 128 132 136 140ch)を広々使って、1.3Gbpsとまで行かなくてもこれまでより数倍早い速度を実現すること、なのです。AirPort Extremeからの元電波を拾って出し直すAirMac Expressの動作は、拾う電波が2.4GHzだとすれば、2.4GHzの方は同じチャネルで仕方がないとしても、少なくとも5GHzの方は別のチャネルを使って欲しかった。

なぜなら、旧AirPort Extreme 802.11nではそれらが実現できていたためです。半年くらい前の状況ですが、

2015年2月のチャネル使用状況
wifiexplorer20150226.png

と、W56も使用しているし、5GHzはAirPort Extremeと拡張AirMac Expressのチャネルが重なっていないのです。拡張AirMac Expressの電波がAirPort Extremeより強いのは、仕事部屋に置いて測定していたためです。それから別の日の状況ですが、

2015年2月別の日のチャネル使用状況
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と、今度は5GHzが重なっていますが、2.4GHzのチャネルが重なっていない、という状況です。結局2.4GHzか5GHzのどちらかが重なって(そちらでAirMac Extremeからのパケットを拾って)、もう一方は重ならないようにチャネルを自動選択、となっていたと思われます。あくまで状況から見た推測ですが。

今日は台風が来ていて大雨なためか、2.4GHzも5GHzも見えている基地局が少ないですね。なお、どちらもAirMac Extremeの設定は、2.4GHzが13ch固定設定、5GHzが自動、としてあります。2.4GHzを自動にすると、なぜか混雑している1chを使おうとしてしまうためです。1chから11chの中から選択しようして、「どこにも空きが見つからないから1chでいいや」とでもしているのでしょうか。それとも、相当な差がないと空きチャネルありと判断しないのでしょうか。

さて、5GHzの方ですが、なぜ上のような状況になってしまうのか... Appleのサポートにでも聞きたいところですが、90日の無料電話サポート期間は過ぎてしまって、電話できません。いろいろとネット検索もしてみたのですが、チャネル選択、それもW53やW56に関する記事は見つかりません。なぜ手動でW52しか選択できないのだ?という役に立たない2chの書き込みを見つけただけです。

NECなどは、DFSという気象レーダーの電波を避ける仕組みを実装しているものもあるらしいですが、そうすると気象レーダーを検知して切り替えるときに通信が切れてしまうことがあるようですね。

新5GHz帯[11n/11a]が変わる!|トピックス|AtermStation
http://121ware.com/product/atermstation/special/new5ghz/page4.html

もしかするとAppleは、そういった切断を嫌ったのか、それともDFSなんて面倒な方式を実装したくなかったのか、何らかの理由で「気象レーダーを少しでも検知した場合はW53とW56を全く使わない」という実装になってるのでは?なんて推測をしています。まさか故障ではないですよね。

そして、2月時点ではAirMac ExpressもW56を使用していたのですが、現在はAirMac Extreme 802.11acの気象レーダー検出に引っ張られてW52しか使えない、ということでしょうか。

うーん、せっかく最新機種に買い換えたのに、何だかもったいない気がしています。何とかならないんだろうか?
posted by 急いでジャンプ at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ネットワーク環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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